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BBQの串が顔に刺さった少年 奇跡的に死ななかった理由 米国(動画)

 米中部ミズーリ州で今月8日、10歳の男の子の顔面にバーベキューの串が突き刺さり、首の後ろまで貫通する事故が起きた。大学病院に救急搬送された少年は、「100万分の1」という奇跡的な確率で死から免れたという。

 

 事故が起きたのは今月8日、ミズーリ州ハリソンヴィルに住む10歳のザビエル・カニンガム(Xavier Cunningham)君が、家の裏庭のツリーハウスで友人と遊んでいた最中、スズメバチの大群が襲来。地上に逃げようとして慌ててはしごに駆け寄った際に、バランスを崩してつんのめり、おでこから庭に落下してしまった。

 

 運悪く、落ちた先には両親が準備をしていたバーベキューの焼串が立てられており、そのうちの一本がザビエル君の鼻に突き刺さった。金属製の串は長さ30センチ。鼻の脇から入った串の先は、首の後ろまで貫通していた!

 

「ママ、ボク死ぬのかな。もうすぐ神さまのところへ行くのかな」自宅から50キロ以上離れた隣の州のカンザス大学の救急病院まで搬送される途中、少年は母親にそうつぶやいたという。

 

 すぐさま100人体制の緊急医療チームが集められ、串を取り除く手術が始まった。血管内神経外科のコージ・エバーソール博士によると、頸動脈や脊椎動脈が少しでも傷ついていたら命は危なかったが、いずれも無傷で、脳や脳幹など重要な器官や血管にも傷ひとつなかったという。

 

 

「串は完璧に頭部を貫通していましたが、その通り道は奇跡としか言いようがない。少年が助かったのは“100万分の1”の確率です」とエバーソール博士。

 

 手術の翌日、ザビエル君は病室のベッドの上で、家庭用ゲーム機Xboxでフットボールゲームを楽しんでいた。鼻の脇のキャラクター付き絆創膏が無ければ、大事故にあったことがウソのような回復ぶりだ。

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