感染症

韓国で「MERS」発生!2015年の大流行以来 3年ぶり

 

 韓国で今月初め、3年ぶりに「MERS=中東呼吸器症候群」の患者が報告されたとして、厚生労働省が注意を喚起している。

 

 中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に見つかった新種のウイルス性感染症で、サウジアラビアやアラブ首長国連邦、ヨルダン、など中東地域での感染が多い。発熱や咳、息切れなどの症状から、急速に肺炎を発症。腎不全などの多臓器不全や敗血性ショックを起こすことがあり、高齢者や糖尿病、腎臓病の持病がある人は重症化する傾向が強い。

 

 ヒトコブラクダがMERSウイルスを保有していると考えられているが、最近では家族間や感染対策が不十分な医療機関で、ヒトからヒトへ感染するケースが多くみられていて、韓国で2015年に起きた大流行では、7カ月の間に186人が感染し、38人が死亡した。

 

 世界保健機関(WHO)によると、3年ぶりに発生した患者は、今年8月16日から今月6日まで仕事でクウェートに渡航していた61歳の男性で、帰国直後に入院し、現在は隔離されて治療を受けているという。

 

 厚労省は中東への渡航者に対し、現地でラクダと接触したり、現地で病院を受診した場合は検疫官に申告するよう注意を呼びかけている。

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