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アシカVSサメ 米カリフォルニア沖で目撃!勝敗は意外にも…(動画)

 水族館や動物園のショーでおなじみのアシカ。ツルリとした体つきはアザラシやオットセイともよく似ているのに、一度教えた芸は、5年後に久しぶりに演じても、忘れてなかったくらい物覚えが良い反面、英語名「Sea Lion(海の獅子)」にふさわしく、気性の荒い一面がある。米カリフォルニア沖では、サメとの死闘が繰り広げられた。

 

 この写真を撮影したのは、カリフォルニア沖の太平洋で、小さなゴムボートに少人数を載せて、至近距離からクジラやイルカを観察するホエールウォッチングツアーを運営している旅行会社の専属写真家ライアン・ローワー(Ryan Lawier)さん。

 

 2015年10月、ロサンゼルス郊外のニューポート・ビーチからボートで出港した際、浪間で血を流すアシカを発見。ケガをしているのかと近づいてみると、カリフォルニアドチザメを噛み殺そうと戦いを挑んでいる真っ最中だった。

 

 米西海岸からカリフォルニア半島沿岸に分布するドチザメは、基本的に同じ海域からほとんど動かず、干潟や河口などの浅瀬の温かい海水を好み、ふだんはエビやカニ、魚などを捕食。サメとは言えど、警戒心が強いため、人間に危害をくわえることはなく、アシカを襲うこともない。

 

 ところがこの日、アシカの方は空腹で苛立っていたと見えて、体長1メートル以上あるドチザメに噛み付きながら振り回し、逃げようとしても執拗に追いかけて残虐に痛めつけていた。

 

 

「陽気なアシカのイメージが覆りますが、彼らは海の中では意外にも凶暴です」とサメの専門家クリス・ロウ氏は言う。ニューポート・ビーチ沖ではこの前の年にも、アシカが口にくわえた獲物をブンブンと振り回しながら、おこぼれに預かろうとするウミネコを蹴散らそうとするようすが目撃されているほか、二頭のアシカが両端からサメをくわえて、激しく引っ張り合う戦いも記録されている。

 

 

 

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