火山

西之島「1年で領海拡大!」EEZも46平方km大きく「噴火再開の可能性」

 

 小笠原諸島の西之島について、海上保安庁は5日、レーザーを使った上空からの測量の結果、日本の領海と排他的経済水域(EEZ)が拡大する見込みだと明らかにした。

 

 海保は今年7月4日から7日にかけて4日間、航空機に搭載したレーザースキャナを使ってレーザー光を照射し、反射時間によって水深などを測るレーザー測量を実施した。

 

 その結果、昨年6月に完成した海図と比べると、領海が約4平方キロ、水産資源や海底資源を日本が独占的に行使できる排他的経済水域が約46平方キロ拡大することが明らかになった。今後、新たな海図の作成に向けて作業を進めていくとしている。

 

 一方、9月28日に行った上空からの観測では、噴火は起こっていなかったが、山頂付近からは白い噴気が確認されたという。

 

 同行した東京工業大学火山流体研究センターの野上健治教授は、「二酸化硫黄を含む高温の火山ガスの放出が続いており、島北西部沿岸では広い範囲で海水の変色がみられることから、現在は溶岩流出が止まっているが、近い将来に噴火が再開する可能性が高い」とコメントしている。

 

 西之島では今年7月以降、火山から半径1500メートル範囲では噴石の飛散や溶岩流の危険性があるとして航行警報を継続中だ。

 

■国内火山の現状は、ハザードラボ「火山マップ」でもご覧いただけます。

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