宇宙

中国宇宙企業ランドスペース ロケット打ち上げも衛星投入に失敗(動画)

 中国の民間宇宙企業ランドスペース社は、今月27日午後、同国内陸部にある酒泉衛星センターから、ロケット「朱雀1号」を打ち上げたが、搭載していた人工衛星の軌道投入に失敗した。

 

 ランドスペース(藍箭航天)は、北京の経済技術開発特区に2015年に設立された商業用ロケットの開発に取り組む民間ハイテク企業だ。北京時間今月27日午後4時、ゴビ砂漠に近い甘粛省酒泉衛星センターから3段式ロケット朱雀1号の打ち上げを実施。

 

 1段目と2段目のエンジン燃焼と切り離しは予定通り成功したものの、3段目で何らかのトラブルが発生。国営放送「中央電視台(CCTV)」の放送衛星「未来」の軌道投入に失敗した。

 

 

 朱雀1号は直径1.35メートル、全長19メートル、総重量27トンで、上空500キロの軌道に重さ200キロまでの人工衛星を運ぶことを目的に設計された。

 

 今月初めにドイツ・ブレーメンで開かれた国際宇宙会議(IAF)での発表によると、同社は現在、2020年の試験開始を目標に、一回り以上大きな朱雀2号の開発を進めている。朱雀2号は、メタンと液体酸素を燃料としており、機体を再利用できるよう垂直着陸の技術開発を目指しているという。

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