環境

豊洲市場近くで有毒セアカゴケグモ18匹 卵も発見 東京都

 

 築地から移転したばかりの豊洲市場近くで今月2日、有毒のセアカゴケグモ18匹を発見したと東京都が発表した。クモは卵を持っており、保健所職員らがすでに駆除したという。

 

 特定外来生物に指定されているセアカゴケグモが見つかったのは今月2日午後1時半ごろ、江東区有明1丁目の「有明北土地区画整理事業地」内の区画道路の側溝で都の職員と江東区保健所職員が確認。

 

 現場は、豊洲市場の南側から東雲運河を隔てて500メートル離れた有明テニスの森近くで、18匹のクモは速やかに駆除されたものの、65個の卵が見つかっているという。なおこれまでに健康被害の届け出はない。

 

 セアカゴケグモは国内44都道府県で生息が確認されているオーストラリア原産の有毒クモ。メスは体長7〜10ミリ、オスは4〜5ミリと一回り小さく、全体が黒く背中に大きな赤いスジ模様があるのが特徴だ。毒性が強く、噛まれると熱や痛み、リンパ節が赤く腫れる。通常は数時間から数日間で症状が軽くなるが、重症化すると脱力感や不眠、筋肉痛などの全身症状が数週間続き、進行性の筋肉麻痺を引き起こす場合がある。

 

 専門家によると、基本的にはおとなしく攻撃性がないが、日当たりの良い場所にあるプランターやエアコンの室外機、公園の遊具の裏側やすき間に巣を作るので、庭仕事や小さな子供は要注意だ。

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