感染症

インフルエンザ「流行シーズンに突入」全国で1.8万人

 国立感染症研究所は30日、今月25日までに全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者数が推計1万8000人に達したと発表した。流行シーズンの到来だ。

 

 国立感染症研究所によると、11月19日〜25日までの1週間で、全国5000カ所の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者の報告数は2572人、1医療機関あたりで見ると患者数は0.52人になり、前週に比べると0.14ポイント上昇した。

 

 医療機関あたりの患者数をもとに、全国の医療機関をこの1週間で受診した患者数を推計すると約1.8万人となり、前週より5000人近く増加。

 

 定点医療機関あたりの患者数を都道府県別に見ると、三重県が最も多く1.33人、次いで青森県と鹿児島県がともに1.18人ずつ、沖縄県(1.03人)、埼玉県(0.84人)、香川県(0.83人)となっており、33道府県で前週より増加した。

注意報・警報とは?

 年齢別に見ると、5〜9歳児が約5000人、0〜4歳児と10〜14歳がいずれも約3000人ずつと小中学生を中心に増えていて、23道府県の定点医療機関では47人が入院したと報告されている。

 

 全国で警報レベルを超える保健所地域はないが、長崎県の壱岐島では10カ所の保健所で注意報レベルに達している。国立感染症研究所では、インフルエンザの流行シーズンに入ると「警報・注意報」を発表する。大きな流行が発生していれば「赤」の警報、今後4週間以内に流行が発生する可能性がある場合は「黄色」の注意報をそれぞれ色の濃さに応じて3段階で示した流行レベルマップを作っており、ひと目で自分の生活圏が流行しているかどうかがわかる仕組みだ。

 

 また直近の5週間に検出されたウイルスでは、2009年に流行した「AH1pdm09型」が最も多く、次いでA香港型が多いという。予防接種をまだ受けていないという人は、流行が本格化する前に早めの対策を!

 

 ■国内の感染症患者の流行については、ハザードラボ「感染症マップ」も合わせてご覧ください。

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