火山

メキシコ富士ポポカテペトルで爆発あいつぐ 噴煙2000m(動画)

 中米メキシコのポポカテペトル山で今月2日(現地時間)、2度の爆発的噴火が起こり、噴煙が火口上空2000メートルに到達した。同国防災機関(CENAPRED)によると、噴火は3日も観測されており、土石流や火山泥流が起こる危険性があるとして警戒を呼びかけている。

 

 日系人の間では「メキシコ富士」の異名で親しまれるポポカテペトル山は、標高5426メートル。首都メキシコシティの南東50キロ付近に位置している活火山だ。

 

 2日は午後3時43分と、午後5時45分に2回爆発が発生しており、翌3日もすでに2回噴火が観測された(いずれも現地時間)。24時間以内に観測された低周波の火山性微動は100分を上回っており、1日あたりの火山ガス(二酸化硫黄)放出量は平均2700トンに達している。

 

 

 噴火が起こっていない間も、噴気は絶え間なく放出されており、CENAPREDは大雨が降った場合、火口周辺に堆積して冷え固まった溶岩ドームや火山噴出物が雨水を含んで、火砕流や火山泥流が起こる可能性があるとして、警戒レベルを危険度が2番目に高い「黄色」を発令して、警戒を呼びかけている。

 

 

 ポポカテペトル山は1990年代半ばに活動が活発化してからは、数年おきに小〜中規模噴火が発生しているメキシコ随一の活火山だ。2016年の大爆発では、噴煙の高さが上空10キロを超え、大量に飛散した火山灰によって周辺の国際空港が相次いで閉鎖された。

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