感染症

豚コレラ「岐阜県で3例目」畜産研究所の豚490頭が殺処分へ

 岐阜県の畜産研究所で飼養している豚で豚コレラが発生した。同県内の養豚施設で豚コレラが確認されたのは3例目で、農林水産省ではけさ8時半から防疫対策について話し合う会議を開催している。

 

 岐阜県によると今月3日、美濃加茂(みのかも)市前平町にある県畜産研究所の養豚研究部で飼養している豚が食欲不振などの症状を発症。県の中央家畜保健衛生所の立入検査により、豚コレラの疑いが生じたため、精密検査を行った結果、豚コレラウイルスの陽性反応が確認された。

 

 県畜産研究所で飼養している豚は子豚424頭、繁殖用の豚67頭の計491頭。豚コレラは豚やいのししが感染する家畜伝染病で、唾液や涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物質との接触で感染が拡大する。治療法はなく、発見されれば殺処分するほかなく、感染豚の肉が市場に出回ることはない。

 

 岐阜県はけさから農水省と防疫措置や今後の対応などについて話し合いを行っている。

 

 豚コレラをめぐっては、今年9月に岐阜県内の養豚場で国内では26年ぶりに発生が確認され、続いて先月16日に岐阜市の畜産センターで2例目が発生。周辺地域では、複数の野生のいのししからウイルスの陽性反応が確認されている。

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