宇宙

世界初!月の裏側をめざす月面探査機 中国が打ち上げに成功!

 中国は現地時間8日午前2時23分、四川省郊外に位置する西昌(せいしょう)衛星発射センターから、世界で初めて月の裏側に着陸する月面探査機を搭載したロケット「長征3号」を打ち上げた。

 

 この探査機の名は「嫦娥(じょうが)4号」。中国の神話に登場する仙女の名前からつけられた名前で、夫が貰った不老不死の薬を盗んで月に逃げたと伝えられている。

 

 「国家航天局(CNSA)」によると、中国では2004年に月面探査計画をかかげて開発をスタート。2007年に完成させた「嫦娥1号」は、高度200キロ上空を1年間かけて周回するのに成功。2010年の「2号」は、最高解像度7メートルの高解像度カメラを搭載して、高度150キロ上空から月を周回。さらに2013年の「3号」は初めて月面への軟着陸に成功した。

 

 その3年後に満を持して開発計画が批准された今回の4号は、ドイツやオランダ、スウェーデン、サウジアラビアの4カ国の協力を得て開発が進み、年明け前後に月の裏側に着陸する予定。月面探査車を使って、月の裏側の表面を掘削し、鉱物成分の調査や放射線量などを調査するという。

 

 月は、常に地球に同じ側を向けているため、地球から見て「表と裏」の区別がある。1959年、初めて月の裏側を観測したソ連の月探査機ルナ3号によると、巨大なマグマの海(平原)がある表に対して、裏側はほとんどなく、高低差が大きく山だらけだという。

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