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猛毒のソウシハギ 誤って販売「購入先不明」三重県のスーパー

 今月11日、三重県のスーパーで、猛毒の魚「ソウシハギ」をカワハギと誤って販売していたことがわかった。1匹の販売先が特定できておらず、三重県が注意を呼びかけている。

 

 ソウシハギを販売していたのは、三重県多気郡大台町栃原(とちはら)の魚介類販売業「味彩館キッチン海物語」。

 

 県の医療保健部によると、同店は今月11日ソウシハギ3匹を入荷し、1匹ごとに皮を剥いてプラスチックトレイに入れ、「皮はぎ」として480円で販売。同日午前10時から午後2時にかけて2匹が売れたが、1匹の購入者が特定できないという。

家畜が死亡した例も…

 ソウシハギは、食用のカワハギ科の魚で、大きな尾びれを持ち、体に淡い青色と黒い斑点状の模様がある。消化管や内臓に「パリトキシン様毒」を持つ場合があり、これまでにヒトでの中毒例はないが、家畜が死亡した例は報告されている。

 

 この毒は12〜24時間の潜伏期間を経て、激しい筋肉痛を発症。筋細胞の壊死によって、尿が褐色状になるミオグロビン尿症を引き起こすことがある。また重症化すると呼吸困難や歩行困難、胸部の圧迫、麻痺、痙攣などの症状が出て、死亡することもあるという。

 

 販売元の味彩館では店頭でPOPなどを使って購入者に呼びかけている。

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