感染症

インフルエンザ「全国的に流行開始」注意報・警報レベルも…

 国立感染症研究所は13日、定点観測している全国5000カ所の医療機関を受診したインフルエンザ患者数が、全国的な流行開始の目安である1人を上回ったとして、本格的な流行シーズンに突入したと発表した。北海道では患者報告数が警報レベルに達した保健所区域も出ているという。

 

 国立感染症研究所によると、12月3日〜9日までの1週間で、全国5000カ所の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者の報告数は8438人、医療機関1カ所あたりで見ると患者数は1.70人となり、流行開始の目安である1人を上回った。

 

 医療機関あたりの患者数をもとに、全国の患者数を推計すると約6万3000人にのぼり、前週より2万9000人ほど増えた。

 

 医療機関あたりの患者数を都道府県別に見ると、香川県が最も多く4.00人、次いで北海道3.96人、愛知県3.43人、和歌山県2.90人、鹿児島県2.76人と、43都道府県で前週より増えた。保健所区域内の患者数が警報レベルを超えたのは、北海道・富良野市の1カ所、また、注意報レベルを超えたのは、北海道、新潟、愛知、兵庫、香川、鹿児島の1道5県。

 

 年齢別では、5〜9歳児が約1万8000人、次いで10〜14歳が約1万人と小中学生を中心に多くなっていて、働き盛りの20代から40代でも、患者数は各世代ごとに約4000人〜6000人に及ぶという。また33道府県の定点医療機関で88人の入院が報告されていて、こちらは5割が70〜80代以上の高齢者だ。

 

 また直近の5週間に検出されたウイルスでは、2009年に流行した「AH1pdm09型」が最も多く、次いでA香港型、B型の順だった。予防接種をまだ受けていないという人は、まだ間に合うので早めの対策を!

 

 ■国内の感染症患者の流行については、ハザードラボ「感染症マップ」も合わせてご覧ください。

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