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黒目に星が出現!ロマンチックじゃない理由 インド36歳男性

 インドに住む36歳の男性は、ケンカで顔の左側を殴られた瞬間、目の前を星がちらつくようなショックを体験した。病院を訪れた二日後、黒目の中に本当に星が出現していると診断された!

 

 英国医師会が発行する『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)』に先月28日に掲載された症例報告によると、この男性はインド北部パンジャブ州のチャンディーガルにあるインド政府が運営する医科大学病院を受診し、眼科医に、「ここ数日間、急に目が悪くなった。視界が赤くかすんで、痛みがある」と訴えた。

 ロハン・ビル・シン(Rohan Bir Singh)医師が調べた結果、左の黒目の角膜と水晶体が濁って、星の形に傷ついているのがわかった。患者はもともと左目の視力が0.4(20/50)程度あったが、ケンカで殴られてから6〜7時間後には、視力の異変を感じ始めたという。

 

  患者は「外傷性白内障」と診断され、新たな角膜移植手術を受けた数週間後、視力は正常範囲の1.0(20/20)に回復。

 

 加齢による老人性白内障とは異なり、外傷性白内障は強い衝撃を受けたことが原因で、この男性患者のように星をはじめ、花びらのような形が放射状に広がるケースも報告されている。パンチされて目の前を星が瞬くという古典的なマンガ表現もあながちウソではないわけだ。

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