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「トイレ詰まり」←「便器修理15万円」暮らしのレスキューサービスで問題続発!

「トイレが詰まった」「害虫を駆除して」…など、いわゆる「暮らしのレスキューサービス」の専門業者との間で、料金や作業内容をめぐってトラブルになるケースが全国で相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。

 

「暮らしのレスキューサービス」とは、トイレの修理や蛇口の水漏れのほか、鍵の修理・交換、害虫・害獣の駆除、冷暖房設備、ドアやガラスの修理、給湯器の修理など、専門的な技術や知識を持つ業者が消費者の家を訪問して行うサービス全般のこと。

年々増加する相談

 2013年以降、全国の消費生活センターには「見積もり無料という広告を見て依頼したのに、見積もり費用を請求された」や「高額な作業費を支払ってネズミ駆除したが、完全に駆除できていない」などの相談が年々増加しており、今年度(4月〜)も11月までに2000件を超えているという。

 

 国民生活センターで過去の相談内容を分析した結果、相談件数が最も多いサービスは「トイレの修理」が圧倒的に多く、次いで「水漏れ修理」「鍵の交換」「害虫・害獣駆除」と並ぶ。相談を寄せた被害者の6割強が女性で、年齢別に見ると60代以上が全体の半数を占める。

蛇口を取り外したまま

 なかには、見積もり無料のチラシを見て蛇口の水漏れを確認してもらったところ、蛇口を取り外した業者が「さびているので給水設備全体を交換しなければならない」として、50万円の見積書を提出。「即答できない」と答えると、蛇口を取り外したまま帰ってしまった。

 

 その後、値段が高すぎるという理由で工事を断ると「蛇口取り外し料金を2万円払え」と要求されたという。(岐阜県、70代女性)

必ず複数業者に見積もりを!

 国民生活センターは「“見積もり無料”や“業界最安値”などの宣伝文句に惹かれて業者を呼んだのに、法外な料金を提示され、早く解決したいという焦りからその場で契約したり、業者が消費者の不安をあおって契約を急がせるケースが多い」という。

 

  しかし別の業者に見積もりを取ったところ、より安価に引き受けてくれる会社もあることから、あらかじめ、トラブルが起こったときの初期対応や安心して修理を依頼できる業者に関する情報を集めておくようにし、必ず複数社から見積もりを取るようにしてほしいと話している。

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