感染症

インフル患者が倍増!全国11万8000人 警報・注意報レベルの地域も…

 今月16日までの1週間で全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者は、前の週に比べて2倍近い推計11万8000人に増えたと国立感染症研究所が21日発表した。

 

 国立感染症研究所によると、12月10日〜16日までの1週間で、全国5000カ所の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者の報告数は1万6589人、医療機関1カ所あたりで見ると患者数は3.35人にのぼり、前週(1.70人)の2倍近くに増えた。医療機関あたりの患者数をもとに、全国の患者数を推計すると約11万8000人と、前週より5万5000人増加。

 

 医療機関あたりの患者数を都道府県別に見ると、北海道が最も多く9.59人、次いで愛知県8.41人、香川県7.13人、奈良県5.20人、三重県5.04人と続き、46都道府県で前週より増えた。保健所区域内の患者数が警報レベル(赤)を超えたのは、北海道、兵庫県、大分県の3カ所、また注意報レベル(黄)を超えているのは、1道1府13県の31カ所だ。

 

 年齢別では、5〜9歳児が約3万5000人、次いで10〜14歳が約2万1000人、0〜4歳が約1万4000人と中学生以下の子供が多い。また37都道府県の定点医療機関では、147人の入院が報告されていて、こちらは半数近くが60代以上だ。

 

 直近の5週間に検出されたウイルスでは、2009年に流行した新型ウイルスの「AH1pdm09型」が最も多く、次いでA香港型、B型の順だった。

 

 国立感染症研究所によると、今シーズンに入ってからこれまでに全国の医療機関を受診した推計患者数は累積で30万人を超えている。年末年始にインフルエンザで寝込まないようにするためにも、早めの予防接種を心がけよう!

 

 ■国内の感染症患者の流行については、ハザードラボ「感染症マップも合わせてご覧ください。

 

 あなたにオススメの記事