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駐車料金「1日最大●●円」信じると高額請求も!年末年始は要注意 国民生活センター

 「1日最大250円」などと書かれたコインパーキングを連続利用したら高額料金を請求されたとか、大晦日から元旦にかけて1泊2日させたら1万円になったなど、駐車料金をめぐるトラブルが相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。

 

 国民生活センターによると、こういったトラブルに関する相談が増えたのは今回で2回目。同センターが2013年に「利用料金や条件をわかりやすくしてほしい」と、「日本パーキングビジネス協会」に要望を出した翌年以降、相談件数が年間300件前後に減少。ここ数年は横ばい傾向が続いていたが、2017年4月以降は再び増え続けているという。

年末年始の特別料金を見落とすな!

 最も多い相談内容は、「1日最大●●円」「24時間最大●●円」などと安さを強調する看板の宣伝文句につられて数日間続けて駐車したところ、出庫時に高額な料金を請求されたというもの。

 

 和歌山県の50代男性は、6日間で8100円かかったことから、電話して返金を求めたが「24時間が過ぎると通常料金が加算される」「48時間以上の駐車はご遠慮ください」と表示しているので返金できないと言われたという。

 

 このほかにも、利用したのは24時間以内なのに高額料金を請求され、その際に最大料金が適用されるのは一部の区画だと知ったケースや、入庫時間の条件があるケース、500円玉を入れたらお釣りが出ず返金されなかった事例などが報告されている。

 

 また、京都府の40代の女性は、ふだんは1日の駐車料金1000円のパーキングに、12月31日の夕方に入庫し、元旦の夜に出庫したところ、1万円近く請求された。管理会社は「正月は特別料金だ」と主張しているが、料金表示が隠れて見えなかったと言うから、年末年始は要注意だ。

 さらに最近ではホームページやスマホアプリで紹介されている利用料金とは想定金額が異なっていたという相談も増えているという。

 

 全国の消費生活センターに寄せられた相談を分析した国民生活センターによると、2013年度から2018年度までの1731件のうち、41%は南関東(693件)、25%は近畿(434件)、次いで九州北部(152件)、東海(124件)と大都市圏を中心にトラブルが多かったという。


 

 国民生活センターは「利用し慣れている場所でも、料金設定の変更や特別料金がある場合もあるので、パーキングへの入庫前に、最大料金の適用回数や場所、時間帯などの利用条件を確認し、不明な点があれば業者に連絡してほしい」などとして、コインパーキングの表示に問題があったことで高額請求を受けた場合は、看板の写真や領収書を保管して、最寄りの消費生活センターなどに連絡してほしい(消費者ホットライン「188(いやや)」)と話している。

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