食中毒

「黒皮カジキ」の切り身でしびれやじんましん ヒスタミン食中毒か?

 愛知県岡崎市のスーパーマーケット「アピタ岡崎北店」が販売した「黒皮カジキ」の切り身を購入した客が、舌のしびれやじんましんなどを訴えているとして、回収を呼びかけている。

 

 健康被害が出ているのは、岡崎市日名北町のスーパー「アピタ岡崎北店」の鮮魚コーナーで、今月25日に販売した和歌山県産の「黒皮カジキ」だ。岡崎市によると、販売した139切れを購入した客の間から、健康被害の症状が訴えられているという。

 

 この切り身は、賞味期限が27日までのもので、アピタ岡崎北店では、購入者に対して商品の回収と代金の返金を呼びかけている。

 

 東京都福祉保健局によると、カジキやマグロ、ブリなどといった赤身魚には、アミノ酸の一種である「ヒスチジン」が多く含まれていて、これが酵素の力で「ヒスタミン」に変わると、じんましんや頭痛、顔の赤らみや発熱などのアレルギーに似た症状を引き起こすことがある。

 

 ヒスタミンを生む菌は、海水中に存在し、漁獲時に魚に付着していたものや、魚を下処理する際に付着した腸内細菌の2種類がある。一度、ヒスタミンができてしまうと、冷蔵したり、加熱調理しても減ることがないという。

 

 見た目や匂いに変化はないため、もし食品を口に入れたときに舌が「ピリピリ」としびれるようなことがあれば、速やかに食べるのを止めてほしい。

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