火山

カムチャツカ・シベルチ山 天高く巨大噴煙10km 火砕流と雪崩発生!

 

 カムチャツカ半島のシベルチ山では、昨年末から激しい火山活動が続いている。30日に起きた大爆発に続いて、31日には、噴火に伴って小規模な火砕流と雪崩が発生した。これまでのところ、けが人などの報告はない。

 

 ロシア科学アカデミー(IVS FEB RAS)によると、シベルチ山は30日の爆発で噴煙が火口上空1万メートルを超えた。

 

 

10km離れた村も一面グレーに

 欧州の地球観測衛星センチネル-2は31日、火口周辺で火砕流が発生し、降り積もった雪が溶けて雪崩が起きているのを観測した。火山から10キロ圏内の集落では、火山灰で雪が灰色に染まり、上空に広がる噴煙で、一時は太陽光が遮られた。

 カムチャツカ火山噴火対策チーム(KVERT)の火山学者オルガ・ジリーナ(Olga Girina)氏は、「火山活動は活発化が続いており、今後も噴火によって高さ1万〜1万5000メートルの噴煙が立ち上る可能性がある」として、航空カラーコードを危険度が2番目に高いオレンジ色を維持し、周辺航路を航行する国際線に厳重な警戒を呼びかけている。

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