火山

ジャワ島メラピ山でも…成長する溶岩ドーム 火砕流のおそれ(動画)

 インドネシアでは、スンダ海峡のアナック・クラカタウ山が年末から噴火を続けているが、ジャワ島のメラピ山でも山頂火口内の溶岩ドームが巨大化し、今にも崩壊の危機を迎えている。

 

 メラピ山は、アナック・クラカタウ山があるスンダ海峡から400キロほど離れたジャワ島中部にそびえる。世界遺産のボロブドゥール遺跡やプランバナン寺院があるジョグジャカルタ郊外にそびえ、ジープで噴火跡を見学できる観光ツアーも人気だが、昨年5月に起きた4年ぶりの噴火では、大量の火山灰を降らせ、国際空港が一時閉鎖された。

 

 

 標高2930メートルの山頂火口内では、火口から押し出される溶岩が堆積して、巨大な溶岩ドームに成長。インドネシア地質災害技術研究開発センター(BPPTKG)によると、昨年末の時点で溶岩ドームの体積は、東京ドームの3分の1近い38万9000㎥に膨れ上がっており、1日平均2300㎥ずつ溶岩を吐き出しているという。

 

 

 火山性地震が起こるたびに溶岩ドームが崩れ、高温の岩石が火を吹きながら落ちるようすも確認されている。落石が届く範囲は、現時点では火口内にとどまっているが、これ以上、ドームが巨大化すれば、噴火が起きたときに、一気に崩れて火砕流が発生する危険性があると懸念されている。

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