感染症

インフル患者 年明けて58万人!全都道府県で注意報超え「20〜40代で急増」

 昨年末から今月6日にかけて、全国でインフルエンザに感染した患者数は、推計で58万6000人にのぼると国立感染症研究所が11日発表した。全都道府県が注意報レベルに達し、なかでも岐阜県は、ほぼ全域で警報レベルを超えている。

 

 12月31日〜1月6日までの1週間に、全国5000カ所の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者の報告数は7万8116人で、医療機関1カ所あたりで見ると16人を超えた。前週に比べて5人以上多い数字で、このデータをもとに、全国の患者数を推計したところ、約58万6000人となり、前週に比べて14万人近く増加している。

 

 医療機関あたりの患者数を都道府県別に見ると、岐阜県で急増して49.12人、次いで愛知県46.42人、北海道33.57人、高知県30.10人、沖縄県28.53人などと続き、43都道府県で増加。

注意報・警報とは…?

 全国で警報レベルを超えた保健所地域は1道2府18県の84カ所、注意報レベルを超えているのは全都道府県238カ所だ。

 

 インフルエンザの流行シーズン中、国立感染症研究所では過去の患者発生状況をもとに基準値を設け、保健所ごとの患者数が基準値を超えると注意報(黄色)や警報(赤)を発表しているが、それぞれの色の濃淡を3段階で示すことで流行レベルが深刻化する仕組みだ。

 

 冬休みに入る前は、10代以下の患者が多かったが、今回の調査期間では、20代が約9万6000人、40代が約8万3000人、30代が約8万人と働く世代に感染が増えているのが明らかになった。

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