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中国産にんにくの芽1万3000kg 基準値の20倍の殺菌剤 厚労省が検査命令

 中国から輸入した「にんにくの芽(茎にんにく)」から、基準値の20倍近くの殺菌剤「プロシミドン」が検出されたとして、厚生労働省の検疫所が計1万3170キロを差し押さえ、食品衛生法にもとづいて検査命令を出した。

 

 高濃度の残留農薬が検出されたのは、▽盛光食品が中国・山東省から輸入した生鮮にんにくの茎530キロと、▽伊藤忠商事が上海から輸入した生鮮品640キロ、▽京都興産が山東省から輸入した冷凍にんにくの茎1万2000キロ。

 

 厚労省によると、昨年11月から今月にかけて、東京検疫所や福岡検疫所に到着した中国産輸入にんにくの茎をモニタリング検査した結果、健康上問題がないとされる基準値に比べて、8倍から20倍にあたる0.08ppmから0.20ppmのプロシミドンが検出された。

 

 

 盛光食品が輸入したものの一部は販売済みだが、そのほかについてはすべて検疫所で保管しており、流通はしていないという。

 

 これは農作物のカビに効果がある殺菌剤で、体重60キロのおとなが、プロシミドン0.20ppmが残留したにんにくの茎を毎日10.5キロ食べ続けても、生涯摂取量が1日の許容摂取量を超えることはないため、健康に影響を及ぼす心配はないという。

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