火山

チリのネバドス火山が爆発!溶岩ドーム崩壊で火砕流(動画)

 31日、チリとアルゼンチンの国境近くにそびえる活火山「ネバドス・デ・チジャン」で爆発的噴火が発生した。同国立地質鉱山局(SERNAGEOMIN)は、「地下のマグマや水蒸気の動きを示す火山性微動をとらえた」として、火山活動が活発化する兆しがあると注意を呼びかけている。

 

 「チリの万年雪」を意味する「ネバドス・デ・チジャン」は、首都サンティアゴの南300キロの国境近くに位置する標高3216メートルの複合火山。山頂には北西から南東にかけて17の火口が並び、ふもとでは複数のスキーリゾートが立ち並び、昨年8月にはスキー客の目の前で噴火があった。

 

 

 SERNAGEOMINによると、現地時間31日午後3時9分ごろ、火口の地下1.1キロを震源とする火山性微動が発生し、中規模爆発が起こった。

 

 山頂では、火口から押し出された溶岩が堆積してできた溶岩ドームが崩壊し、火山灰や噴石を巻き込みながら斜面を下り落ちる火砕流も発生している。

 

 チリでは2015年9月にマグニチュード(M)8.3の巨大地震が起きた翌年1月、ネバドス・デ・チジャンで巨大な水蒸気爆発が発生。このときの噴火で新しい火口が出現し、近くにあった別の火口とつながって、直径100メートル以上になった。内側からはいまもマグマが押し出され続けており、溶岩ドームが急成長している。

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