感染症

インフル患者 全国222万人超「前2シーズンのピーク上回る」

 インフルエンザが全国的に猛威をふるうなか、国立感染症研究所は1日、最近1週間あたりの国内の患者数は、推計で222万6000人にのぼり、前週の調査より9万人以上増えたと発表した。全都道府の保健所地域で患者数が警報レベルを超えている。

 

 国立感染症研究所によると、1月21日〜27日までの1週間に、全国5000カ所の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者の報告数は28万3388人。これを医療機関1カ所あたりで計算すると57.09人となった。前週より3人ほど多いが、年明け以来、急激に増えていた患者数のペースが落ち着いてきたようだ。

 

 とはいえ、全国の患者数を推計すると222万6000人にのぼり、2016年以降、過去のシーズンのピークを上回っている。

 医療機関あたりの患者数を都道府県別に見ると、埼玉県が最も多く84.09人、次いで新潟県77.70人、千葉県73人、宮城県69.81人、神奈川県67.94人などと続き、31都道府県で前週の報告数より増加したが、16府県では減少した。

 

 患者数が全国で警報レベルを超えている保健所地域は全都道府県510カ所にのぼり、流行レベルマップは真っ赤だ。

  

 患者を年齢別に見ると、5〜9歳が最も多く約41万1000人、次いで10〜14歳(約29万人)、0〜4歳(約26万9000人)と子供が中心だが、一方で働き盛りの40代も約23万6000人、30代(約21万3000人)と依然として親世代の間でも流行している。

 

 このため、全国の小中学校や幼稚園では休校122校を含む8928施設で、学年閉鎖や学級閉鎖が報告された。

 

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