火山

橋が焼け落ちる!カランゲタン山の溶岩流 250人が脱出 インドネシア(動画)

 インドネシアとフィリピンの間に位置する火山島が今月3日に噴火し、山の斜面を溶岩流が流れ始めた。新たに出現した火口は、島の幹線道路や橋の真上に位置しており、溶岩流によって道路が分断されるおそれがあるとして、256人の島民がボートなどを使って自主避難を始めた。

 

 シアウ島が位置するのは、昨年9月にマグニチュード7.5の地震が起こったスラウェシ島と、フィリピンのミンダナオ島にはさまれたセレベス海だ。現地語で「アピ・シアウ」とも呼ばれるカランゲタン山は島北部にそびえ、標高は南岳1827メートル、北岳が1784メートル。

 

 インドネシアでも最も活動的な火山のひとつで、これまでにも幾度となく噴火し、火砕流の発生で犠牲者を出していることから、インドネシア国家防災庁は、警戒レベルを危険度が2番目に高い「オレンジ」としている。

 2018年11月以降、北岳火口では中規模の爆発が相次いでいたが、今月3日は南岳の山腹に新たな亀裂が出現し、溶岩流が発生した。これまでに人的被害の報告はないが、新たな火口が確認されたのは、海岸までわずか600メートルの山中で、主要幹線道路まで数百メートルだ。

 

 

 BNPBによると、3日には早くも6家族22人が手こぎボートで自主避難を行ったが、4日にはさらに224人が火山から離れた場所へ避難したという。

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