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巨大マシュマロ ハワイ沖をプカプカ 沿岸警備隊出動!正体は?(動画)

 世界最大のマシュマロがプカプカ浮いているように見えるが、正体はもちろん、お菓子にあらず。死んだマッコウクジラだ。

 

 クジラが浮かんでいるのは、ハワイ・オアフ島南部に位置するホノルルに近いケワロ港。ハワイ州環境省によると、オアフ島の南岸では今年1月10日以来、パンパンに膨らんで浮遊するマッコウクジラの死骸が漁船から目撃されているという。

沖に連れて行こうとしたが2度失敗

 通報を受けた沿岸警備隊が、先月12日に死骸を25キロほど沖合に牽引したが、波のせいで再び陸地近くまで戻された。その後も2度ほど試みたが、天候や波の影響でいずれも失敗に終わった。この間にもクジラの死骸はどんどん分解が進んで、外皮が剥がれ落ち、白い脂肪層がむき出しになった。

 

Whale Carcass Tow 1-19-19 from Hawaii DLNR on Vimeo.

海洋プラスチックが死因ではないが…

 警備隊がクジラを外洋に引っ張ろうと四苦八苦する間にも、米海洋大気庁(NOAA)や海洋生物学研究所の専門家チームがクジラの死因の調査を実施。

 

 引き潮を利用してクジラの腹の中を解剖した研究者によると、胃の中が空っぽだったことから、ビニールなどの海洋プラスチックが原因である可能性は否定されたが、何らかの病気にかかっていて、エサを捕る力も残っていなかったのではないかという。

 

 死んだクジラは、全長16.7メートル近くあったものと考えられ、オスのマッコウクジラとしては最大サイズだったという。専門家チームは、この先、全身の骨を調べて、クジラが漁船と衝突した痕跡がないかどうか調べる予定だ。 

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