火山

道路分断!カランゲタン山の溶岩流 海へ到達 インドネシア(動画)

 今月3日以来、カランゲタン山の火山活動が活発化するインドネシアのシアウ島では、山腹から流れ出した溶岩が島をめぐる主要幹線道路を分断し、海岸線へ到達した。これまでにけが人などの情報は入っていないが、防災当局は島内の5つの村から110人以上の村民が避難したと発表した。

 

 シアウ島が位置するのは、昨年9月にマグニチュード7.5の地震が起こったスラウェシ島と、フィリピンのミンダナオ島にはさまれたセレベス海だ。島北部にそびえるカランゲタン山は、標高が南岳で1827メートル、北岳1784メートルで、17世紀以来、何度も噴火の記録が残っている。

 

東日本大震災の津波到達後にも噴火

  1997年には火砕流に巻き込まれて3人が死亡したほか、2010年の噴火では4人が行方不明になったとされている。また、2011年3月11日の東日本大震災で、太平洋全体に津波が発生したときには、津波到達後に大爆発。インドネシア国家防災庁(BNPB)は、警戒レベルを危険度が2番目に高い「オレンジ」を維持している。

 今月3日に発生した噴火は、規模こそ大きくはなかったが、島の主要道路の真上に火口が出現し、溶岩流出を開始。これまでに250人近くが自主的な避難を行った。島から100キロ以上離れたスラウェシ島マナドの防災当局によると、溶岩流は6日までに道路を分断し、先端が海岸線に到達したのが確認された。

 

 溶岩流は雪崩のように斜面を下り落ちながら、谷川を埋め、草木を焼き払っていくようすが確認されており、300メートルほど離れた5つの村では住民110人以上が避難した。火山活動に伴って、断続的な地震も続いているという。

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