宇宙

見〜つけた!中国の月面探査機「嫦娥4号」衛星がとらえる!

 世界で初めて月の裏側へ着陸した中国の無人探査機「嫦娥(じょうが)4号」を、米航空宇宙局(NASA)の月周回衛星が発見した!探査機は、月の南極にある直径186キロの巨大なクレーターの底にポツンと立っているが、そばに探査車の姿は見えない。

 

 NASAによると、月周回衛星「ルナ・リコネサンス・オービター(LRO)」が嫦娥4号をとらえたのは先月30日、着陸からちょうど4週目だ。月面から高度50キロ上空の軌道を周回する衛星は、最高で50センチという高解像度のカメラを搭載しており、将来の有人月探査に向けて着陸地点の候補を探している。

 オービターは、直径186キロのフォン・カルマン・クレーターの東側から嫦娥4号の姿を発見。330キロ離れていた上空からの撮影なので、米粒よりも小さい点にしか見えず、周辺にいるはずの自走式探査車は確認できなかったという。

 

 探査機の近くにも隕石が墜落してできた複数のクレーターが見えるが、左後方に見えるクレーターでも、直径3.9キロ、深さは600メートルほどあるそうだ。

 嫦娥4号が月の裏側に到着したのは今年1月3日。直後には探査車「玉兎(ウサギ)2号」を分離し、人類史上初めて月の裏側に足跡を残した。さらに、探査機内では綿花の種を発芽させるのに成功。今後は、月面探査車を使って月面を掘削し、鉱物成分の調査や放射線量の調査を行う計画だ。

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