感染症

インフル患者全国167万人 前週より減少「ピーク超えか?」

 国立感染症研究所は8日、最近1週間あたりに国内で報告されたインフルエンザ患者は、前週より55万人減って、推計で166万9000人になったと発表した。いまだに全都道府の保健所地域で患者数が警報レベルを超えているが、今シーズン初の減少となった。

 

 国立感染症研究所によると、1月28日〜2月3日までの1週間に、全国5000カ所の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者の報告数は21万4592人。これを医療機関1カ所あたりで計算すると43.24人となり、前週より14人近く減った。

 

 このデータを元に、全国の患者数を推計すると約166万9000人になり、昨年秋以降の今シーズンで初めて減少傾向となった。

 

 医療機関あたりの患者数を都道府県別に見ると、前週に続いて埼玉県が最も多く65.68人、次いで新潟県62.51人、宮城県58.77人、千葉県56.89人、大分県52.14人などと続き、全都道府県で前週より減少した。

 

 患者数が全国で警報レベルを超えている保健所地域は全都道府県510カ所にのぼり、いまも流行レベルマップは真っ赤だ。

  

 患者を年齢別に見ると、5〜9歳が最も多く約30万7000人、次いで0〜4歳(約21万2000人)、10〜14歳(約21万1000人)、と子供が中心だが、一方で働き盛りの40代も約17万6000人、30代(約15万8000人)と親世代の間でも流行が続いている。ピークを超えたと言っても、この先もインフルエンザの猛威は続く。

 

 

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