感染症

千葉県の救急隊員がはしか 患者搬送時に感染か「全国222人」

 千葉県で今月10日、はしかの患者を救急搬送した30代の男性消防隊員も、ウイルスに感染していたことが明らかになった。国立感染症研究所によると、今年に入ってから今月17日までに国内で報告された累積患者数は、全国で222人にのぼる。

 

 千葉県健康福祉部によると、この消防隊員は今月10日、茂原市に住む40代女性を救急搬送した約2週間後に高熱を発して鴨川市内の医療機関を受診。翌24日に遺伝子検査によってはしかに感染していることが判明した。

 

 男性隊員が搬送した女性は、フィリピン滞在中に感染したと見られ、患者の家族も感染が確認されているという。この30代の消防隊員は、ワクチン接種は1回あるものの、千葉県でこれまでに確認されている患者のほとんどは、ワクチン接種が無いか、よくわからないとされている。

 

 県は「不特定多数と接触する機会が多い人は、感染拡大のおそれがあるため、母子手帳で予防接種歴を確認したうえで、2回受けてない人や予防接種歴自体が不明な人は、かかりつけ医に相談してほしい」と注意を呼びかけている。

 

 一方、国立感染症研究所の26日の発表では、2月17日現在の国内の累積患者数は222人。このうち、患者数が最も多いのは大阪府で77人、次いで三重県が49人、愛知県20人、東京都14人と続く。

 

 また、千葉県のケースのように、フィリピンやベトナム、タイなどの渡航先で感染するケースも目立つことから、厚生労働省は「海外旅行の前には、渡航先の感染症情報を確認して、必要に応じて予防接種を受けてほしい」と推奨している。

 あなたにオススメの記事