宇宙

はやぶさ2「タッチダウンの瞬間」JAXAが公開「カメラに汚れ?」(動画)

 先月22日、小惑星リュウグウへの着陸に成功した探査機はやぶさ2の動画を宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公開した。タッチダウンの際に行った弾丸発射によって、石や砂が舞い上がり、カメラが汚れたおそれがあるという。

 

 はやぶさ2は先月20日からリュウグウに向けて降下を開始。高度5キロあたりから、降下速度を1秒間に10センチずつに減速し、ホバリングで探査機の姿勢を調整しながら、22日朝7時29分に目標値にタッチダウンした。

 

 

3回目のタッチダウンは実施せず

 JAXAは5日の会見で、タッチダウンと同時に「サンプラホーン」という長さ1メートルほどの筒の先から弾丸(プロジェクタイル)を発射し、舞い上がった石や砂などがキャッチャー内に取りこまれたのを確認したと発表した。

 

 この際、舞い上がったサンプルによって、はやぶさ2の機体底面に取り付けてあるカメラなどの装置が汚れた影響で、光を取り入れる機能が低下。通常の運用には支障がないが、2回目の着陸には調査を要するという。

 

 このため、はやぶさ2は今週、次の着陸候補地を上空から調べるとともに、今月半ばからは人工クレーターの形成実験の準備を進める予定だ。この実験は、衝突装置を使ってリュウグウ表面に作ったクレーターに着地して、地下の物質を採取するというのが目的。

 

 プロジェクトマネージャーの津田雄一さんは「人工クレーター内部かその周辺に2回目のタッチダウンを行ったら、3回目は行わない可能性が高い」と計画の一部変更を明らかにした。

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