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シャンシャンにきょうだいを…リーリーに春が来た!発情行動確認 上野(動画)

 上野動物園は6日、ジャイアントパンダのオス「リーリー」に繁殖期特有の行動があらわれたと発表した。メスの「シンシン」にも発情の兆候があれば、シャンシャンの弟か妹ができる可能性もあるかもしれない。

 

 一般的に、パンダの繁殖期は年に1回、2〜5月にやってくるが、この期間中にメスに妊娠の可能性が高まるのはわずか数日間だけ。自然交配をめざす上野動物園では、メスの交配時期を正しく見極めるのが課題となっている。

 

 同園の6日の発表によると、リーリーは昨年10月以来、シンシンの匂いがする部屋の前を通過するときや、隣り合う運動場にいる際、逆立ちしながらオシッコをしたり、木に登って高い位置でマーキングを行う場面が目立つようになった。

前回は…

 これは繁殖期によく見られる行動で、シャンシャンを妊娠する前の2016年12月にも確認されている。このとき、同園では翌年1月中ごろにも、屋外観覧通路にあらかじめ目隠し用のフェンスを設置し、シンシンの発情を待った。

 

 2017年2月中旬にシンシンの発情兆候を確認したあとには、パンダの展示を中止し、2月27日、2頭を同居させ、交尾を確認。その約3カ月後に妊娠の可能性が強くなり、シャンシャン出産を迎えた。


  いまのところ、シンシンに発情の兆候は確認されていないが、今後、体の一部を冷やしたり、鳴き声を発するなど、特有の行動が確認されるようになれば、繁殖に集中できる環境を整えるため、パンダ舎周辺への立ち入りを規制し、シャンシャンを含めて一切の展示を中止するという。シャンシャンについては、これまでどおり、ライブカメラでの配信は続ける予定だ。(動画は最近のパンダのようす/上野動物園)

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