食中毒

「じゅうじゅうカルビ」O-157食中毒「ハラミ」が汚染されていた!

 外食チェーン大手すかいらーくグループの焼肉店「じゅうじゅうカルビ」の複数の店舗で、腸管出血性大腸菌O-157による食中毒があいついだ問題で、運営元のトマトアンドアソシエイツは12日、原因は汚染されたハラミ肉だったと発表した。

 

 この問題は先月8日から12日にかけて、大阪・茨木市の「じゅうじゅうカルビ沢良宜(さわらぎ)駅前店」、横浜市の「磯子中原店」、東京・足立区の「足立中央本町店」、八王子市の「八王子インター店」などで食べ放題サービスを利用した複数の客が、あいついで下痢や嘔吐などを訴え、そのうち一部からO-157が検出されたもの。問題が発覚した先月25日以降、同チェーンでは全国61店舗で営業を自粛している。

 

 12日の発表によると、保健所の検査の結果、未使用のまま店舗で冷凍保存された内臓肉の一種「ハラミ」からO-157が検出された。社内調査でも食中毒を起こした利用客の間で共通していた食べ物が「柔らかハラミ」だったと明らかになっているという。

肉はよく焼け!

  O-157は牛や豚などの大腸にいる病原菌で、汚染された食物を食べると、3〜5日間の潜伏期間を経て、激しい腹痛や下痢、血便などの症状が現れる。重症化すると、溶血性尿毒症症候群や腎機能の低下、脳症などの後遺症を残すこともある。

 

 感染力が非常に強く、水や土のなかでも数週間から数カ月生き続け、冷凍庫内の低温や胃酸などの酸性にも強い。感染を防ぐには、生肉を避け、「75℃1分以上」の加熱で死滅させるのが一番だ。また、生野菜にも付着している場合があるため、まな板や調理器具を使いまわすのも汚染拡大につながる。

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