火山

メキシコ富士ポポカテペトルで爆発あいつぐ!噴煙5000m上昇(動画)

 中米メキシコの首都郊外にそびえるポポカテペトル山では現地時間13日、爆発的噴火があいついで2回発生した。噴火にともってマグニチュード(M)1.9の火山性地震が観測されており、地下の水蒸気やマグマの動きを示す火山性微動は340分間続いた。

 

 首都メキシコシティの南東70キロ付近に位置するポポカテペトル山は、標高5426メートル。円錐形の美しい姿から、日系人には「メキシコ富士」として親しまれているうえ、メキシコ有数の未確認飛行物体が目撃されるエリアとしても知られる。

 

 同国防災機関(CENAPRED)の発表によると、ポポカテペトル山は現地時間13日朝5時10分と7時半に、2回の爆発が発生。噴煙の高さは上空5000メートルに到達し、火山の北東側の集落では火山灰の飛散が確認されている。さらに未明には白熱した溶岩を噴き上げるストロンボリ式噴火も観測されている。

 

 

 防災当局は、噴石の飛散や火砕流、大雨が降った場合は、地すべりや火山泥流(ラハール)が起こる危険性があるとして、火山から半径12キロ以内に立ち入らないよう、厳重な警戒を呼びかけている。

 

 ポポカテペトル山は、半世紀近い休止期間を経て、1990年代半ばに活動が活発化してからは、数年おきに小〜中規模噴火が発生している。2016年には、噴煙の高さが上空10キロを超える巨大爆発が相次ぎ、大量に飛散した火山灰によって最寄りの国際空港が運航を閉鎖している。

 

 ■国内の火山の現状は、ハザードラボ「火山マップ」でもご確認いただけます。

 

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