火山

阿蘇山「活動の高まり、見られず」火山ガス多いが…気象庁

 

 気象庁は13日、火山活動の活発化が懸念される熊本県の阿蘇山で現地調査を実施し、「火山ガスの放出は多いが、現時点で火山活動がさらに高まる兆候は見られない」と発表した。

 

 阿蘇山では先月上旬から火山性微動の振幅が大きくなるなどの変動を繰り返しており、今月11日夜には、さらに大きくなった。

 

 火口直下のごく浅い場所では、阿蘇山特有の孤立型微動という現象も増えているほか、中岳第一火口内の湯だまりの水位も平常時の9割程度に減少していることから、気象庁は12日朝、「小規模噴火の可能性がある」として警戒レベルを引き上げたばかり。

 

 13日に現地調査した機動調査班によると、火山ガスの放出量は前日の4500トンより減っているものの、現在でも1日あたり2400トンと多い状態が続いている。火口からは白い噴煙が500メートルほど立ち上るようすが確認されているが、現時点で「火山活動にさらなる高まりが見られない」と判断し、臨時情報の発表を終了すると発表した。

 

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