火山

カムチャツカ半島「無名の山」ベズイミアニが大爆発 噴煙15km上昇

   ロシア科学アカデミー(IVS FEB RAS)カムチャツカ火山観測所(KVERT)によると16日朝、カムチャツカ半島のベズイミアニ山が爆発し、噴煙が火口から1万5000メートル上空に到達した。噴火はその後もあいついでおり、東京の航空路火山灰情報センター(VAAC)は、一時期、航空カラーコードを危険度が最も高い赤を発令した。

  半島東部にそびえ立つ標高2882メートルのベズイミアニ山は、ロシア語で「無名」を意味する活火山だ。10キロほど東にはユーラシア大陸最高峰のクリュチェフスカヤ山、南にはカーメン山がそびえるこのエリアは、まさに火山の巣だ。

 

 日本時間16日午前6時40分ごろに発生した爆発では、噴煙が上空1万5000メートルに達し、気流に乗って東へ320キロ流されるのが気象衛星ひまわりによって観測されている。

 

 ベズイミアニ山ではけさ9時半ごろにも噴火が観測されており、このときは噴煙が上空4000メートルに達した。KVERTは14日、今月22日までの1週間はいつでも大規模爆発が発生する可能性があるとして警戒情報を発表していた。

 

 ロシア非常事態省は「火山周辺のクリュチ(Klyuchi)やコジレフスク(Kozyrevsk)、ウスチ=カムチャツク(Ust-Kamchatsk)では、最大で数ミリの火山灰が降るおそれがある」として、住民に対して、不要な外出を避け、防塵マスクの使用のほか、コンピューターなどの精密機器は厚手の布やフィルムで覆うよう呼びかけている。

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