食中毒

ホテルサンバレー伊豆長岡 利用客122人が食中毒「ウェルシュ菌を検出」

 今月17日、静岡県伊豆の国市の旅館「ホテルサンバレー伊豆長岡」で夕食を食べた利用客122人が、下痢や腹痛などの症状を訴え、医療機関を受診していたことが明らかになった。バイキングで提供された食事から、「ウェルシュ菌」が見つかったことから、保健所が当分の間、営業禁止を命じた。

 

 集団食中毒が発生したのは、「ホテルサンバレー伊豆長岡」の本館レストラン「鳳凰」。静岡県東部保健所によると今月17日夜、同レストランを利用した4歳から92歳までの51グループ122人が、18日午前0時ごろから下痢や腹痛を訴え、このうち9人が医療機関を受診し、3人が入院した。

 

 当初、原因となった物質はわからず、同レストランでは18日から営業を自粛していたが、その後の調査で夕食のバイキングで提供されたメニューからウェルシュ菌が検出された。

 

 ウェルシュ菌は、牛やニワトリなど家畜の糞便や魚からも検出され、健康なヒトの腸内にも存在する。熱に強く、カレーやシチューのように大きな鍋で大量に加熱調理する料理の場合、他の菌が死滅しても、ウェルシュ菌だけが増殖するケースがあることから、室温での保存は要注意だ。静岡県によると、当日のメニューにはカレーがあった。

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