宇宙

太陽フレア 25日朝に衝撃波到来!「ふたたび無黒点に」

 

 情報通信研究機構(NICT)によると、25日午前6時ごろ、太陽の爆発現象(フレア)によって放出された太陽ガスによる衝撃波が地球に到達したのが確認された。地磁気がやや乱れる可能性はあるものの、大きな影響はないという。

 

 太陽は約11年サイクルで黒点の数が増減を繰り返しており、現在は黒点活動が少ない極小期に入っている。先月は、黒点が二日間しか見られなかったが、今月20日、太陽の西側に新たな黒点群が出現し、Cクラスの爆発現象(フレア)があいついで観測された。

 太陽フレアは放射されるX線の強度によって、低い方からA、B、C、M、Xの5等級に分類されるが、一定規模のフレアになると、太陽ガスが放出されて数日以内に地球に到達し、GPSに誤差が発生したり、通信や電波障害を引き起こす可能性もあることから、全世界で警戒監視に当たっている。

 

 20日前後にあいついで観測されたフレアは最大でC5.6と、それほど大きくはなかったが、太陽ガスの放出による衝撃波が4日半ほどかかって地球へ到達したもようだ。しかし、太陽風の速度はかなり低速で、地球の磁場の観測データからも、深刻な影響を及ぼす可能性は低いという。

 

 現在、太陽は黒点群が裏面に回り込みつつあるため、再び無黒点状態になっている。

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