感染症

大阪・藤井寺市の老人ホームでノロ集団感染 2人が死亡「汚物処理に問題」

 今月22日、大阪府藤井寺市の有料老人ホーム「ViVi藤井寺」で90代と80代の入居者ふたりが、下痢や嘔吐などの症状で死亡したことが保健所の調査で明らかになった。同施設では入居者16人が同様の症状を訴えており、このうち5人から、ノロウイルスが検出されている。

 

 集団感染が発生したのは、社会福祉法人「恩徳福祉会」が藤井寺市で運営する住宅型有料老人ホーム「ViVi藤井寺」。

 

 大阪府健康医療部の発表によると、今月23日、羽曳野警察署から保健所に「同施設で死亡者がいる」との連絡があり、保健所が調査を行ったところ、感染性胃腸炎による集団感染と入居者の死亡が判明した。

 

 保健所によると、同施設では今月13日から25日にかけて、入居者16人があいついで下痢や嘔吐を発症。22日には91歳の女性と、83歳の男性入居者が心肺停止になり、その後、死亡を確認。

 

 保健所が24日から25日にかけて便の検査を行った結果、死亡したふたりを含む5人の患者からノロウイルスが検出された。施設は警察が報告するまで保健所への連絡を怠っていたうえ、介護職員が嘔吐物や汚物の処理の際に、服を着替えずにほかの入居者の部屋に立ち入るなどして、感染拡大をまねいた可能性があるとして、保健所が指導した。

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