宇宙

「Mサイズがない!」女性だけのISS船外活動 宇宙服なく中止

 米航空宇宙局(NASA)は、今月29日に国際宇宙ステーション(ISS)で予定していた女性ふたりの宇宙飛行士による史上初の船外活動を取りやめると発表した。女性用のMサイズの宇宙服が1着しか用意できないからだという。

 

 この船外活動は、女性が平等に社会参加できる機会を呼びかけるために設けられた3月8日の「国際女性デー」を記念して、米国人宇宙飛行士アン・マクレインさんと、クリスティーナ・コックさんのふたりが、太陽光発電パネルに取り付けるバッテリーを交換するというもの。

2017年には女性初のコマンダーも…

 2017年にISS初の女性コマンダーを務めたペギー・ウィットソンさんが船外活動を遂行したケースはあるが、女性だけのペアは、歴史上初めてだとして、計画が発表されて以来、熱い視線が注がれていたが、直前になってMサイズの宇宙服が1着しか装備されていないことに気づかされたという。

 

 このため、29日の船外活動はクリスティーナさんとNASAの男性飛行士、ニック・ヘイグさんが行い、アンさんは来月8日にカナダ人飛行士ダビッド・サン・ジャックさんと挑む予定だ。

 

  2019年3月現在、宇宙へ行った女性は63人。このうち最初に宇宙へ行った女性は、1963年6月に旧ソビエトのボストーク6号に乗ったワレンチナ・テレシコワさん。米国はそれより20年遅れて1983年6月、サリー・ライドさんがSTS-7スペースシャトル・チャレンジャーで宇宙へ飛んでいる。

 あなたにオススメの記事