宇宙

「5年以内に再び月に宇宙飛行士を!」米副大統領がNASAを叱咤激励

  米国のマイク・ペンス副大統領は26日、アラバマ州で開かれた国家宇宙会議で、5年以内に宇宙飛行士を再び月面に着陸させる目標を発表した。これを受けて米航空宇宙局(NASA)は「従来、2028年としていた計画目標を2024年までに前倒しする」として、凍った水が大量にあると考えられている月の南極をめざす計画を明らかにした。

 

 NASAのジム・ブライデンズティーン長官は、来年2020年以内には、開発中の超大型ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」に無人宇宙船「オリオン」を搭載して試験打ち上げを行い、その2年後には有人探査を行うという具体的な目標を発表。

 NASAは現在、2011年に引退したスペースシャトルに代わって、SLSとオリオンを開発中だ。当初の予定では2018年11月の打ち上げを目標としていたが、開発面の問題で、初飛行の時期が延期されている。

 

 ペンス大統領は同会議で、近年宇宙開発で台頭する中国への対抗意識を示して「半世紀前のアポロ計画が、米国の科学技術力を実証し、若い世代に探査と発見に対する情熱の炎を植え付けたように、21世紀も米国が世界をリードしなければならない」と訴え、月探査計画の前倒しはトランプ大統領の指示だと明らかにした。

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