歴史

エジプト 未知の王妃眠るピラミッドと高官の墓発見「鮮やかな壁画」

 

 エジプトのサッカラ南部で今月2日、4500年近く前の高官の墓と、いままで知られていなかった王妃のピラミッドが発見された。

 

 高官の墓の壁面には、つい最近描かれたような色鮮やかな壁画が残されている。

第5王朝8代目ファラオのピラミッド発掘中

 見つかったのは、首都カイロ近郊の古代都市サッカラ。サッカラは、古代エジプトの首都メンフィスのネクロポリス(共同墓地)として知られており、多数のピラミッドが残る場所だ。

 

 チェコのエジプト学研究所によると、サイード・ムハンマド・メガヘッド博士が率いる発掘調査隊は、第5王朝(紀元前2498〜2345年)の8代目ファラオ、ジェドカラー・イセシィ王の複合ピラミッド近くで発掘作業中、同時代に生きたクウイという高官の墓を発見。

 

 墓はL字型の礼拝堂の下に地下へつながる入り口があり、王族以外で下部構造を持っている墓の発見は今回が初めてだという。

 

 地下の埋葬室の壁は色鮮やかな壁画で装飾されており、石灰岩で石棺の内部からはクウイのミイラも見つかっている。

 

 発掘チームはさらに、1950年代に見つかったまま、誰のものかわからなかったピラミッドについても、「セティブホル」という名前が刻まれた花崗岩製の柱を発見。この王妃はジェドカラー王の妻だと考えられており、これまでその存在は知られていなかった。

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