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肉を使わぬハンバーガー「商品名:インポッシブル」米バーガーキングに登場

 トランプ大統領が来日したときや、ホワイトハウスにゲストを招くたびにほおばって見せるように、ハンバーガーは、アメリカ人の国民食だ。なかでも「王様」の名を持つバーガーキングは、日本と違って本国では、あのマクドナルドにも引けをとらない人気の高さ。その王様が今月から、「肉なしバーガー」の試験販売を始めるという。商品名は、冗談のような「インポッシブル・ワッパー」だ。

 

 バーガーキング未経験の読者のために説明しておくと、「ワッパー(Whopper)」とは、バーガーキングで売られているハンバーガーの商品名。本国では店の看板に「ワッパーの家」と宣伝し、「ダブルワッパー」「トリプルワッパー」「ベーコンチーズワッパー」「アングリーワッパー」といった具合に、さまざまな商品を展開している。

 

 そのなかに今回加わったのが、冒頭で紹介した「インポッシブル・ワッパー」だ。登場したのが4月1日とあって、誰しも「エイプリルフールのジョーク」だと思ったが、さにあらず。

 カリフォルニア州に本社がある食品テクノロジー企業「インポッシブル・フーズ」と提携し、開発したのが今回の新製品だ。ベジタリアン向けに植物由来の人工肉や乳製品を製造・開発する同社では、豆から抽出した植物性たんぱく質で作ったハンバーガー用のパティを開発し、2016年から高級スーパーやベジタリアン向けのレストランなどで展開。

 

 バーガーキングは同社とコラボして、このパティを採用した新製品インポッシブル・バーガーを開発。従来の標準的なワッパーより脂肪分は15%低く、コレステロールも90%カットに成功しているが、味は変わらないという。

 

 今月からミズーリ州セントルイス市の59店で試験販売を実施しているが、販売価格は従来のワッパーより1ドルほど高い。試験販売の結果が良ければ、全米7200店舗でも取り扱いを広げる予定だという。

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