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体長5m超えのニシキヘビ 体内は73個の卵でパツンパツン!米フロリダ州

 米国南東部に位置するフロリダ州といえば、メキシコ湾と大西洋にはさまれた暖かく過ごしやすい場所だとして知られ、市街地やゴルフ場で巨大ワニがしばしば目撃される。近年、この温暖な土地に、外来種のニシキヘビも住みつくようになり、今月初めには体長5メートル、体重60kgを超えるビルマニシキヘビが捕獲された!

 

 大蛇が見つかったのは、フロリダ半島最南端のビッグ・サイプレス国立保護区。リゾートビーチで知られるマイアミから、目と鼻の先にあるこの保護区は、先住民族セミノール族が「ジュラシック(ジュラ紀)」と呼んでいたと言われるほど緑豊かな場所だ。ワニがのんびり日光浴する水辺もあるし、人魚のモデルと言われるマナティに会えることもある。

 

 ところが今月6日、外来種の追跡チームが一風変わったやり方で捕獲したのが、メスのビルマニシキヘビだ。体長は約5.2メートル、体重64kgは、同地区で過去に捕獲されたヘビの中で最大サイズ。しかも腹の中には73個の卵を宿していた。

 

 平均的なニシキヘビは、通常一度の産卵に40〜50個の卵を産むことが知られるが、このメスは1.5倍以上の繁殖力だという。もともとはアジアが原産のヘビだが、ペットとして輸入されたものが大きくなりすぎて捨てられたか、1992年のハリケーン「アンドリュー」によって損壊した飼育施設から逃げ出したものが増えたと考えられている。

 

 ビルマニシキヘビに天敵はいないため、もともとこの地区に生息していた野ネズミやウサギ、キツネ、アライグマや尾白シカなどの固有種の90%以上が減少。そのため追跡チームは今回、繁殖相手を探すオスのニシキヘビに発信機をつけて、巨大なビッグママの捕獲を果たした。

 

 春の産卵シーズン中のメスは、体内に10〜13センチ大の卵を宿しており、食べ物さえ口に入らないほど、卵がパンパンに詰まっている状態だというから驚きだ。

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