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「SNSで宣伝したら儲かる」高額商品購入でトラブルあいつぐ!国民生活センター

 インターネットの通販サイトで購入した商品をSNSで宣伝すると商品代金が支払われて、小遣い稼ぎになるという儲け話に関する被害が全国であいついでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。

 

 同センターによると今年3月、広告代行ビジネスの業者を紹介された20代の男性が、指定された食品や日用品、化粧品などをクレジットカードで約150万円分購入。使い勝手や味などをSNSで宣伝したところ、商品購入金が全額入金されたうえ、クレジットカードのポイントも増えたので、翌月には約400万円分の商品を購入。しかし、業者からの入金がなく、クレジットカード会社への支払ができなくなってしまったため、消費生活センターに相談に訪れたという。

 

 また昨年5月には、求人サイトで在宅のままできる副業を見つけた20代の女性が、健康食品や化粧品など合計5000円分をクレジットカードの一括払いで購入し、使用後の感想などをSNSへ投稿。

 

 その後、領収書とSNSに投稿した画像を添付して副業サイトへ申請したところ、すぐに謝礼として商品代金分を含む1万円が振り込まれたが、後日返金するよう連絡があり、納得できないとしている。

  企業からの広告だと気づかれないように、商品やブランドを紹介してもらう「ステルスマーケティング(ステマ)」の手法は、芸能人やモデルなどの著名人を利用するのが一般的だったが、最近では、大学生や20代などのSNSを積極的に利用している若い世代をターゲットにすることが増えてきた。

 

 全国の消費生活センターに寄せられる相談を見ると、最初は約束どおり、商品代金や報酬が支払われたため、業者を信用して高額商品を購入したところ、急に入金がなくなり、連絡がとれなくなったり、多額の借金を背負うなどの被害もあいついでいるという。

 

 国民生活センターは「うまい儲け話をもちかけられても鵜呑みにしないでほしい」と述べて、勧められるがままに高額商品を購入するのは危険だと注意を呼びかけている。

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