感染症

福岡市 ふたつの保育園でノロ感染 計39人「集団感染が起こりやすい理由」

 福岡市保健福祉局は17日、市内東区と西区の2つの保育園で園児ら計39人があいついでノロウイルスに集団感染したと発表した。重傷者はおらず、全員快方に向かっているが、感染拡大防止に向けて保健所が指導を強化している。

 

 発表によると、福岡市東区の保育園では今月1日に園児1人が下痢を起こして以来、複数の園児や職員が嘔吐や下痢、発熱などを発症。これまでに0歳から5歳までの園児23人と、20代の女性職員2人の合わせて25人が症状を訴えており、16日には園児4人からノロウイルスが検出された。

 

 また西区の保育園でも今月8日以降、同様の症状を訴える園児の数が増えており、これまでに0歳から5歳児までの14人が感染。17日には1歳の園児からノロウイルスが確認されている。

 

 現在、ノロウイルスによる感染性胃腸炎が全国的に流行しているが、感染経路には主に二通りある。ひとつは汚染された二枚貝などを加熱不十分な状態で食べることによるケースと、感染者の便や嘔吐物の処理の際に手指を介して二次感染を引き起こすケースで、保育園や幼稚園、高齢者福祉施設では集団感染が起こりやすい。

 

 保健所は、手洗いや食品の十分な加熱、オムツなどの処理には使い捨てのマスクや手袋をつけて、ウイルスの飛散を防ぐよう注意を呼びかけている。

 あなたにオススメの記事