火山

バリ島アグン山が噴火 噴煙3000m…ジャワ島2火山も活発 インドネシア

 日本人旅行客にも人気のインドネシア・バリ島で21日、アグン山が噴火し、噴煙が火口上空3000メートルに到達した。島の東部を中心に火山灰の飛散が確認されたが、デンパサールの国際空港は平常運行している。

 

 バリ島北東部にそびえるアグン山は、島内最高峰の標高3014メートル。周囲にはヒンドゥー教の寺院が立ち並び、古くから聖なる山として信仰の対象となっている。

 

 インドネシア国家災害管理局(BNPB)のストポ・プルウォ・ヌグロホ報道官によると、21日の噴火では、振幅の大きな火山性地震が3分近く続き、ふもとのカランガスム県やバンリ県、クルンクン地区などに火山灰が降り積もったが、デンパサールのングラ・ライ国際空港は平常通り運行している。

 

 

 アグン山は現在、警戒レベルが2番目に高いオレンジを発令していていて、火口から半径4キロ以内への立ち入りは禁止されている。

隣のジャワ島ではブロモ山とメラピ山が

 一方、バリ島の東に浮かぶジャワ島東部では、先月以来、ブロモ山が活発な噴火活動を続けている。ブロモ山(標高2329m)は、古代のテンガー火山のカルデラ内にそびえ、足元は大量の火山灰が積もり、砂の海のようになっていることから、外国人観光客にも人気の場所だが、火口から半径1キロ以内への立ち入りは禁止されている。テンガーカルデラへの観光は安全だが、BNPBは火山灰を防ぐために、マスクやメガネの使用を勧めている。

 

 また同じくジャワ島中部のジョグジャカルタ近郊に位置するメラピ山(標高2930m)でも、ほぼ毎日溶岩の噴出が観測されている。21日には現地時間午前0時から午後6時にかけて、ふもとのブランパナン寺院群から山頂に向かって9キロほど離れた場所まで流れ下る溶岩流が確認されている。

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