火山

ハワイ・キラウエア火山 米兵が火口に落ちて重傷「噴火はしてないが…」

  ちょうど1年前の5月、ハワイのキラウエア火山が噴火し、数カ月間にわたって溶岩流を噴出し続けたのは記憶に新しいが、今月1日、柵を乗り越えて火口縁に近づいた米兵士が足を滑らせて、火口内に落下する事故が起きた!

 

 米ハワイ国立公園局によると、事故は今月1日午後6時半ごろ(現地時間)、火口北側の撮影ポイントからさらに火口寄りにある、「スティーミング・ブラフ」と呼ばれる90メートルあまりの崖っぷちに接近。

 

  そこに設けられた金属製の柵を乗り越えようとしたところ、バランスを崩して滑落。20メートルほど落下し、崖の途中の出っ張り部分に引っかかっているところを、約2時間半後に見つかった。

2017年には墜落死亡事故が…

 捜索救助隊は、ロープで担架を吊り下げて男性の救助に成功。生命に別条はないが大けがを負っており、国防総省のヘリコプターでヒロの医療センターに搬送された。

 

  米陸軍や地元メディアによると、落ちたのはオアフ島のショフィールド・バラックス駐屯地に配属中の32歳の訓練兵。救助にあたったハワイ州消防局によると、当時はすでに日が暮れた後で、火口周辺は暗く、風が強かったため、救助作業が難航したという。

 

  キラウエア火山は昨年9月を最後に噴火が停止しているが、火口内からは現在も噴気が放出されていて、火口縁はたびたび崩落している。国立公園局のチーフ・レンジャー、ジョン・ブロワードさんは「足元が不安定な崖のまわりには絶対に近づかないでください。防護柵を乗り越えて立ち入り禁止区域に入ると、死ぬこともあります」と注意を呼びかけている。

 

  ハワイ国立公園では2017年10月29日に火口内に落ちて死亡事故が起きている。

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