宇宙

太陽に新たな黒点出現「Mクラスまであと一歩」C9.9フレア発生!(動画)

 約11年間の周期で活動する太陽がまもなく「極小期」を迎えようとするなか、新たな黒点が出現して太陽フレア(爆発)を起こしているのがわかった。6日にはMクラスまで「あと一歩」のC9.9の太陽フレアが発生した。

 

 太陽は、黒点の増減やフレアの発生などを繰り返しながら、約11年の周期で活動している。2009年末に始まった現在の「第24周期(サイクル24)」は、2019年後半から2020年初めにかけて、放射エネルギーが最も弱くなる極小期に突入するとみられており、ここに来てひんぱんに黒点が無い状態が観測されている。

 米航空宇宙局(NASA)の太陽観測衛星によると、今月2日の時点で太陽には黒点が無かったが、4日に新しい黒点が太陽の端から出現。これにともなって、太陽の左側ではCクラスのフレアがあいついで発生し、6日午後2時にはC9.9、午後10時半にはC7.3の小規模フレアが発生(いずれも日本時間)。

 

 太陽フレアは、放射されるX線の強度によって、低い方からA、B、C、M、Xの5等級に分類される。一定規模のフレアになると、太陽ガスが放出されて地球まで到達し、磁場に影響を及ぼすおそれもある。

 

 

 今回は小規模フレアだったが、2017年9月に発生したXクラスの最強フレアになると、GPSで誤差が発生したり、通信や電波障害が起こる可能性もあるのだ。

 

 太陽活動を監視している「情報通信研究機構(NICT)」などによると、フレアの発生に伴って太陽ガスの放出も発生していて、今後もCクラスのフレアが起きる可能性が高いという。

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