気象

エルニーニョ「やっぱり夏超えか!」秋までの確率60% 気象庁

 異常気象の原因だと考えられている「エルニーニョ現象」が発生中だが、気象庁は10日、「今後秋にかけて続く可能性は60%」だという見解を示した。

 

 エルニーニョ現象は、太平洋赤道域から南米ペルー沖にかけての海面水温が平年値を上回る現象で、いったん発生すると、日本を含め世界各地で、大雨や干ばつなどといった異常気象を引き起こすと考えられている。

 気象庁によると、4月の海面水温は基準値より0.7℃高く、6カ月連続して0.5℃以上だった。南米沖に存在する暖かな海水は、上空の大気の流れ(対流活動)にともなって移動するが、これまでの観測での結果、今後夏にかけてもエルニーニョ現象が続く確率は80%と高い。秋にかけて平常に戻る可能性もあるものの、9月を過ぎても続く可能性は60%だという。

 

 この影響で、沖縄や奄美地方では4月としては平年を上回る高温が観測されているほか、東南アジアやインド南部でもエルニーニョ発生時に特有の高温が観測された。

夏の天気はどうなる

 この影響で、沖縄や奄美地方では4月としては平年を上回る高温が観測されているほか、東南アジアやインド南部でもエルニーニョに特有の高温が観測された。

 

 エルニーニョ現象が発生すると、3〜5月にかけて国内の天候は、沖縄や奄美で平均気温が高くなり、東日本でも平年並みか高くなる。

 

 6〜8月にかけて夏の間は、西日本全域で平均気温が低くなり、西日本の日本海側で雨が多くなるおそれがある。

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