火山

阿蘇山 3日連続噴火「12日は4回」噴煙1400m上昇(動画)

 

 活発な火山活動が続く熊本県の阿蘇山では今月12日以降、中岳第一火口で小規模な噴火があいついでいる。夜間に火口内の溶岩の赤熱が、上空の噴煙や雲に反射して赤く見える「火映」現象も観測されている。

 

 気象庁によると、阿蘇山では今月12日にごく小規模の噴火が4回あいついで発生。きのう13日にも午後2時ごろに発生したほか、けさ9時すぎに再び噴火するなど、活発な活動が続いている。

 

火山ガス 依然として多く

 気象庁が13日に現地調査を行った結果、二酸化硫黄を含む火山ガスの放出量は1日あたり1700トンと多かった。中岳第一火口内では湯だまりは残っているが、その周辺にできた火孔から灰褐色の噴煙が噴出しているのが火山博物館の火口カメラでとらえられている。

 

 

 GPS衛星を使った観測では、地下深くにマグマ溜まりがあると考えられる草千里付近で地殻変動がとらえられているうえ、阿蘇山に特有の孤立型微動や火山性地震も多い状態が続いている。

 

 気象庁は火口からおおむね1キロ範囲では大きな噴石の飛散や火砕流へ警戒するとともに、風下側では火山灰や小さな噴石が流されてくるおそれがあるとして注意を呼びかけている。

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